アメリカで働く夫との結婚を機に、アメリカで一緒に生活することとなり、J-2ビザを取得しました。
夫はJ-1(訪問交流者ビザ)を保有しているため、その配偶者としてJ-2ビザを申請した際の流れを記録しましたのでよろしければご参照ください☺︎
J-2ビザとは?
J-2ビザは、アメリカへ行くJ-1ビザ保有者(留学・研究・研修など)に同行する家族のための非移民ビザです。
対象者
- J-1ビザ保有者の配偶者(結婚していることが必要)
- 21歳未満の未婚の子ども
J-2ビザでできること
- アメリカに滞在:J-1ビザ保有者と一緒にアメリカに住める(J-1と同じ期間)。
- 学校に通う:大人も子供も自由に教育を受けるられる。
- 就労(条件付き):労働許可(EAD)を取得すれば働くことができる。
※申請後許可が降りるまでに通常2-4ヶ月程度
J-2ビザ申請のタイミング
基本的に、申請のタイミングは、J-1ビザと同時、もしくは後から別途申請が可能です(J-1の有効期間内であれば問題なし)。
実際には、渡航予定日の最大365日前(約1年前)から申請可能とのこと。
私は準備開始から約2ヶ月で取得できました!
書類の準備からビザの取得完了まで時間を要する場合があるため、2-4ヶ月くらいとみて、早めに準備を開始されることをオススメします。
J-2ビザ申請の必要書類
まず、準備開始にあたっては、J-2ビザの申請をするための必要書類を確認すると、準備の流れがイメージできるかと思います!
⭐︎必要書類⭐︎
⭐︎J-2ビザ所有者が後から申請する場合は、以下書類も準備します⭐︎
I-901(SEVIS費用確認書)は、J-2申請者は支払い不要
※J-1申請者のみSEVIS費用を支払い、I-901を提出する必要があります。
DS-2019とは?
Jビザを申請する際の必須書類「DS-2019」について、簡単にご紹介します!
アメリカ国務省に承認された団体(大学や研究機関など)が発行する、特定の訪問交流者プログラムへの参加資格を証明する書類です。
具体的には、参加者の氏名、プログラムの種類、開始・終了日、スポンサー団体などの情報が記載されています。
SEVIS(Student and Exchange Visitor Information System)というシステムに登録された情報に基づいて発行されます。
滞在期間やJ-1ビザ申請者のプログラム内容を証明する重要な書類です!!
申請から取得までの流れ
ステップ①:DS-2019の発行
J-1ビザ保有者が所属機関(スポンサー)へ、家族(配偶者・子ども)用のDS-2019も発行してもらうよう依頼します。
私は、夫に用意してもらいました!
DS-2019の署名欄には、以下を記入します。
- Signature of Applicant: パスポートと同じ署名
- Place: 都道府県名、国名(例:Tokyo, Japan)
- Date (mm-dd-yyyy): 署名日(例:2025年7月31日の場合、「07-31-2025」)
J-2は「J-1に付随」しているため、DS-2019がなければ、申請ができません。
ステップ②:パスポートの準備
J-2ビザ申請者本人(J-1ビザ所有者の配偶者と子ども)のパスポートが必要です。
- 米国での滞在予定期間に加えて6か月以上の残存有効期間があるパスポート
- 過去10年間に発行された古いパスポート
ステップ③:DS-160(オンラインビザ申請書)の作成
こちらのサイト👇から、J-2ビザ申請者全員分のDS-160を作成します。
大使館での面接時に必要なため、申請後は「DS-160確認ページ(Confimation Page)」を印刷しておきます。
ステップ④:ビザ申請料金の支払い・面接予約
ビザ申請料金を日本円で支払います(185 USドル相当)。
※支払い方法:Pay-easy(ペイジー)ATM、電子送金 (EFT) 、クレジットカード/デビットカード
ビザ申請料金のお支払い完了後、面接予約をすることができます。
大使館での面接時に必要なため、面接予約後は「面接予約確認書」を印刷しておきます。
上記については、以下のページ👇から可能です!
ステップ⑤:面接に必要な書類を揃える
こちら「J-2ビザ申請の必要書類」でご紹介した書類一式を揃えます。
ステップ⑥:ビザの面接を受ける
面接は原則、日本国内の米国大使館または領事館で実施されています。
面接についての詳細は、別の記事でご紹介できればと思っています!
ステップ⑦:ビザ審査・パスポート返却
面接後、通常 7-10日ほどでビザ付きパスポートが返送されます。
私は、9日後に手元に郵送で届きました。
問題がなければこの時点で申請は完了になります!
おまけ:戸籍謄本の翻訳について
「J-1所有者との関係を証明するもの」として、私は、戸籍謄本を提出しました。
戸籍謄本は役所やコンビニで取得できますが、日本語版でしか発行されません。
そのため、英語翻訳版準備について、Googleで探していると、自分で翻訳したものを使用して問題なかったという経験談を多数発見!
私が主に参考にさせていただいたのは、さっぴーさんのブログです。
さいごに
集める書類が多く、大変かと思いますが、無事にビザを取得されますように、願っております🌷
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