J-2ビザ所有者も働きたい!EADとSSNの申請について

アメリカ生活

「せっかくアメリカで生活するので、アメリカで働いてみたい!!!」

私は、日本で長く勤めた会社を退社してアメリカに来ました。
英語力も十分ではいない状況ですが、”アメリカで働く” という経験を通して、今後の自分自身の人生やキャリアにもプラスになったら…と考えました。

そんな気持ちで、労働許可(EAD)とソーシャルセキュリティーナンバー(SSN)を申請した際の流れを記録したいと思います。

申請にあたって、J-1ビザ保有者である夫の所属機関の、Immigration Services staff(移民サービスのスタッフ)の方が、そのプロセスと書類の準備・提出方法まで対面で丁寧にご説明くださったので、私は迷うことなく書類を提出することができました☺︎

スタッフの方に質問・確認した内容についても、ポイント記載しておりますので、是非ご参照ください!

そもそも、「EAD」と「SSN」とは?

私は、J-1ビザ保有者(夫)に同行する家族として、J-2ビザ(非移民ビザ)を保有しています。

J-2ビザ保有者が働くためには、労働許可証(EAD)を取得する必要があります。すなわち、EADがなければ違法労働となってしまいますので、就労前に取得することが必須です。

EAD(Employment Authorization Document): 労働許可証

米国移民局(USCIS: U.S. Citizenship and Immigration Services)から発行される労働許可証です。
EADを取得すれば、アメリカで合法的に働くことができます。

労働許可が下りると、運転免許証サイズのEADカードが発行されます。

EADを取得したJ-2ビザ所有者は、フルタイムでもパートタイムでも、どんな職種でも働くことが可能です。雇用主の制限も特にありません。

SSN (Social Security Number) : ソーシャルセキュリティーナンバー

アメリカの個人識別番号で、日本でいうマイナンバーのようなものです。

さまざまな場面で登場しますが、納税の際にも必要となりますので、お持ちでない方はEADと一緒に申請することがオススメです。

こちらも、運転免許証サイズのカードが発行されます。

J-2ビザ所有者がEADを申請する手順

EAD申請料金として、520 USドルをお支払いします。(とっても高いですよね・・・😅)
最新の申請料金については、USCISの「G-1055, Fee Schedule」のページから確認出来ます。

小切手やマネーオーダーでもお支払いできるようなのですが、私はクレジットカードでの支払いを選択しました。

クレジットカード払いの場合は、「Form G-1450」を作成します。
最新のフォーマットは、USCISの「G-1450, Authorization for Credit Card Transactions」のページにアクセスし、PDFファイルにてダウンロードすることができます。

ステップ⑦:戸籍謄本(日本語原版・英語翻訳版)の準備

「J-1所有者との関係を証明するもの」として、戸籍謄本を準備しました。
こちらは、必須ではなく、任意で問題ないとのことでしたが、一応提出しています。

戸籍謄本の翻訳方法については、こちらの記事の「おまけ:戸籍謄本の翻訳について」をご参照ください↓

ステップ⑧:EAD申請に必要なすべての書類を揃える

書類は郵送で提出します。

そのため、こちら「EAD申請の必要書類」でご紹介した書類一式を揃えます。

ステップ⑨:書類の提出

必要書類が揃ったら、いよいよ提出です!

郵送方法は、USPS、FedEx、UPS、DHLどこを利用しても問題ありませんが、書類が無事に届いているか確認できるよう、Tracking番号つけて郵送するのがおすすめです。

ただし、USPSのみ、郵送先が異なりますのでご注意ください!
また、居住地によっても提出先住所は異なります。

郵送先については、「USCIS Lockbox Filing Locations Chart for Certain Non-Family-Based Forms」のページよりご確認ください。

私の場合は、オハイオ州在住でUSPSを利用したため、以下の宛先へ郵送しました。

さいごに

先日申請したばかりですが、無事に入手できましたら、また記録できればと思っております。

アメリカで働いてみたい!とお考えの方のご参考になれば幸いです🌷

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